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煩雑な年末調整業務をペーパーレス化 クラウド労務ソフト「SmartHR」に新機能

クラウド労務ソフト「SmartHR」を提供する株式会社KUFUは17日、PCやスマートフォンで年末調整ができる「ペーパーレス年末調整機能」を公開したと発表した。

【プレスリリース】PCやスマホで年末調整ができる「ペーパーレス年末調整機能」を公開しました | SmartHR


従業員がPCやスマートフォンから指示通りに質問に答えていくことで、年末調整に関する知識がなくても、年末調整関係書類の作成が可能となるという。

同社では、人事労務担当者も、従業員から書類の書き方について質問を受けることや、入力漏れがなくなることで、書類の配布や回収、内容確認等にかかる時間やコストを大幅に短縮することが出来るとしている。

 

今回設けられた「ペーパーレス年末調整機能」では、まず従業員らはメールで年末調整書類の作成依頼を管理部署から受け取る。

その後は指示通りに画面に必要情報を入力していくことで、手書きよりも容易に年末調整が行える。入力はWindows、Macのパソコン、その他スマートフォンでも可能で、従来と比較して1人あたり約20分の事務作業削減につながるという。

 

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 画像は同社ホームページおよびリリースより。

 

管理者向け機能としては、入力したデータのCSV ファイルでのエクスポートが可能となっており、従来の手書き書類管理よりも効率的な運用が可能になる。



ちなみに、今回の目玉機能である「ペーパーレス化」を実現するためには、「源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供の承認申請書」を税務署に提出する必要がある。

[手続名]源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供の承認申請|源泉所得税関係|国税庁


この提出により、従業員による押印も省略が可能となるわけだが、国税庁によれば「この申請書を提出した月の翌月末日までに税務署長から承認又は承認しないことの決定の通知がなければ、この申請書を提出した月の翌月末日に承認があったものと」されるということから、新機能を利用したい場合には上記書類の早期の提出が必要であることには注意されたい。


なお、「SmartHR」の使用感をテストしたい場合は、15日間の試用が可能となっている。
同社サービスに関するその他の問い合わせは https://smarthr.jp/contact まで。